建物価値の下落だけでなく、街の価値の下落もあります

建物価値の下落だけでなく、街の価値の下落もあります

中古一戸建て住宅の場合、建物の評価だでなく、
立地を含めた、街の評価も重要になります。

郊外型ニュータウンの場合、街並みの魅力があり、
住環境は良いのですが、立地の問題があります。

最寄り駅までの距離。
都内勤務の場合の通勤時間も重要です。
始発駅で、座って行くことが出来るかも、
近年は、大切な要素になっています。


空き家問題が、テレビ・雑誌等でも取り上げられ、
インターネットの情報も多くなっています。

郊外型のニユータウンが造成され、多くの都心勤務の方が
購入されています。
購入した時の年齢が35歳~45歳とかんがえると、築30年の街並みは、
65歳~75歳。
定年延長や再雇用され方でも、引退の時期が近づいています。





バブル前に計画された街は、ある程度分譲価格を確保出来ることから、
コストが掛かった、素晴らしい街並みと大きな建物が特徴的です。

住むのに、素晴らしい環境です。
築30年以上経っていても、衰えない街の魅力があります。

専業主婦世帯、子育て世代が暮らすのに、良い街でも、
共稼ぎ世帯が多くなると、職場への利便性や保育園等が
住居選びの重点項目になります。

写真の、東急柏ビレッジは、
今年の公示地価下落1位でニユースになりました。
色々な要因はありますが、
つくばエクスプレス、柏たなか付近での分譲地の供給も
ひとつの要因だと思います。

建物の価値の下落だけでなく、
これから住居として、選ばれる立地も
大切な条件になりそうです。

分譲地の中では、バス便のところ、
分譲地の入り口まで、10分以上掛かるところも多いです。
特に規模の大きい分譲地の場合、
物件の場所によって、20分や30分のところも多くなります。

私が、分譲地を選んだ時は、
JRの駅ではなく、私鉄の駅になりますが、
徒歩5分以内の物件に決めました。
元々は、マンション計画地であったものが、
戸建分譲に変わった分譲物件でした。

売却した時の、お客様の反応は、
駅から徒歩5分の物件は、今後出ないので、
中古物件であっても、検討したい。

新築希望のお客様も、立地の良さに惹かれていました。
住みたいと思っていただける場所を選ぶ。

利便性と街並み、両方が揃うのが理想です。


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