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坪単価80万~120万で良いのかの検証
坪単価80万~120万で良いのかの検証
住宅系の人気YouTuberである“まかろにお”さんのページで、積水ハウスの坪単価が120万円~150万円と紹介されていました。もしこの情報を基に、55坪の二世帯住宅の建築費用を概算で計算してみると、どのくらいの金額になるのでしょうか?
自分でできる概算費用の試算
ご自身の家の価値や、将来的な住み替えの予算感を掴む上で、このように自分で概算の建築費用を試算してみることは非常に有効です。特に、具体的な査定を依頼する前に、おおよその目安を知っておくことで、その後の情報収集や業者選びの判断材料とすることができます。
上記の坪単価を基に単純計算すると、55坪の二世帯住宅の建築費用は以下のようになります。
坪単価120万円の場合: 55坪 × 120万円/坪 = 6,600万円
坪単価150万円の場合: 55坪 × 150万円/坪 = 8,250万円
ただし、これはあくまで建物本体の概算費用であり、実際には以下の費用が別途必要となることを考慮しなければなりません。
付帯工事費: 地盤改良費、外構工事費、給排水工事費、電気工事費など
諸費用: 設計料、建築確認申請費用、登記費用、ローン手数料、火災保険料など
オプション費用: 内装や設備のグレードアップ、特殊な仕様など
これらの付帯工事費や諸費用は、一般的に建物本体価格の2割~3割程度と言われています。したがって、上記の概算費用にこれらの費用を加えると、総費用はさらに膨らむ可能性があります。
付帯工事費用を足した場合
坪単価120万円と150万円の場合の建物本体価格に、一般的な付帯工事費(建物本体価格の2割~3割)を加えた金額は以下の通りです。
坪単価120万円の場合
建物本体価格:6,600万円
付帯工事費(2割):6,600万円 × 0.2 = 1,320万円
付帯工事費(3割):6,600万円 × 0.3 = 1,980万円
合計金額:7,920万円~8,580万円
坪単価150万円の場合
建物本体価格:8,250万円
付帯工事費(2割):8,250万円 × 0.2 = 1,650万円
付帯工事費(3割):8,250万円 × 0.3 = 2,475万円
合計金額:9,900万円~1億725万円
重要な注意点
上記の金額には、諸費用(設計料、建築確認申請費用、登記費用、ローン手数料、火災保険料など)やオプション費用は含まれていません。これらの費用は別途必要となります。
付帯工事費の割合は、土地の状況や選択する設備によって変動します。
坪単価が変わると大きく再調達原価は変わってきます。
2025年04月08日
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